言葉をたっぷり持つこと

この三連休
子どもたちがスパイダーマンになりきって
兄弟でスパイダーマンごっこに夢中になっていることをいいことに、至福の読書三昧。









愛読書の《類語国語辞典》





え?辞典とか読んでるの?笑
そもそも愛読書っていうの?
と思うかもしれませんが🤣

この辞典は言葉をあいうえお順に並べた
いわゆる普通の国語辞典ではなく
意味の群れによって分類された
ちょっと変わった国語辞典。
 
わたしは国語辞典でさえ、読みものとして
面白いと思うのですがこれは
それよりもーっと面白い!


例えば《美化》ひとつとっても
清める、澄む、純化、垢抜ける、洗練、華やぐetc..
それに人目を引く美しさという意味が加わると
美しい、綺麗、瀟洒、粋、シック、優美、端正etc..

というふうに
ひとつの言葉と
それに関係性を持つ言葉が
連なっていく形で構成されている


いつも目につくところに置いておいて
パラパラと開いたら最後
日本語の豊かさに耽ってしまいます


何かを伝えたい時
″自分辞典″に入っている言葉が足りないことで
とりあえずその中から無理やり
引っ張り出した言葉で済ませたときの
なんともいえない歯痒さ。


それを解消する方法は
自分の手持ちの言葉を
たっぷり豊富に持っておくこと。

《自分辞典》に入っている
言葉がたくさんあればあるほど
その時その時でぴったりの言葉を用いて
的確に伝えられる。


お気に入りの言葉を自分の内に溜めていくことは
ジュエリーをひとつひとつ
宝石箱に集めることに似てる。


拙い自分の言葉を
「語彙力w」なんて茶化す風潮がありますが


いろんな言葉を知ること、
たっぷりと自分の中に持つことは
言葉と自分の気持ちが
ぴったり合うようになってくること
それはとても楽しいこと


何かを読みたいけど
なんとなく物語性のあるものは気乗りしないし
実用書なども疲れる、、みたいな時

言葉そのものを味わえて
読書のひとつの選択肢としても
この辞典、オススメです。

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