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Showing posts from September, 2021

ママとしたかったこと

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今回の渡航中、息子たちは祖母(私の母)と 東京でお留守番。 午前中に東京に到着、 帰宅時、息子たちは 幼稚園と小学校へ行っているとき。 当初、夜に到着予定がフライト時間が変更になりサプライズで早めに出迎えられることに。 最初に帰宅したのは次男。 こちらの姿を発見した瞬間、 ママ!え!ママ?わーいわーい! 照れながらもにこにこ、無邪気な反応。 私ももちろん嬉しくて... 柔らかい髪やほっぺを離れてた分だけ 撫で、ぷにぷにした感触を抱きしめて ふかーく深呼吸。 ん〜会いたかったよ...! それからほどなくして長男も帰宅。 インターフォンに出たり オートロックを解除するのは母にお願いして わたしは玄関でサプライズで出迎えることに。 ドキドキ...! そしてドアが開く。 目が合う。 その時の長男の驚きと嬉しさと安心が混じり合った泣きそうな表情....! いつもの笑顔しか想像していなかったから ふいをつかれてわたしも涙ぐみそうに。 ママ!ママ!と静かに呼んで 無言でギューっっと。 こちらもキツく抱きしめ返す。 まだしばらく無言が続いた後 気が抜けたように 「よかったぁ〜。」と一言。 「会えたこと?」 「それもそうだけど、ママが無事に帰ってきて。」 そんな言葉は今までではじめてだったので 少し驚く。 「どうして?心配だった? ママは必ず帰ってくるよ?」 「うん。だけど船に乗るって言ってたでしょ? 沈んだりしたらどうしようってずっと心配してたの...」 よく話を聞いてみると、 最近見たアニメの話の中に 主人公の両親が船が沈没して死んでしまったシーンがあったようで...。 それを見て以来、 船+両親=沈没が彼の頭の中で リアルにつながってしまい、 実際に私の顔を見るまで落ちつかなかったみたい。 母に様子を聞くと、 特にそんな話はしていなかったと。 人知れずそんなことを心配してたのか思うと胸がキューっと痛くなる。 これまでも 海外出張で夫婦同伴が必要なときに 何日か家を空けることはあったけど このようにこちらの安否を心配したことはなかったのでまたひとつ、心の成長を感じた。 「ごめんね。心配させて。でも大切な君たちを置いてママがいなくなるわけないでしょっ」 と言うと うん。そうだね!それもそうだな。 とすぐに納得した様子。 ささ!アイス食べよっ。 イェーイ!(まだまだ単純♡) そしてそ

Generosity.

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ひとがひとを温かく包むもの それは寛大さ=ジェネラスティ 日本語でも英語でも好きな言葉。 もはやgive&takeでもなく、 give&give&giveのひとたち 身分立場に関係なく そんなジェネラスティをもつひとは 一緒にいる相手を包み込むような 空気を持っている あなたを大切に思っています。 そんな温かなオーラで包んでくれる。 そんな人たちと一緒にいると 自分も相手をそのまま理解したいと もっと心でつながりたいと 繕うことなく自然でいられる。 どのみちこの世界で生きるのなら 殺伐とした乾いた世界や 批判だらけの世界より できることなら 寛大な愛が循環する 素直で綺麗な心でいられる そんな世界を自ら選び取りたい。   モナコ。 公私ともに縁があり、 何度も訪れている好きな場所。 今回は用事があり訪れました。 Catherine&Jessica. モナコ在住のさおりさん。友人でママ友☺︎ モナコヨットショーも2年ぶりの開催で 街中が華やいでいました。 世界中から色んな方々が集まるこの国は 寛大さの極みといった方々とお会いできる機会も多いのでそんな方々と接すると コロナ禍で仕方がないとはいえ、 ずっと同じ場所にいることを言い訳に ずいぶんと気が抜けていたな。と反省。 いい刺激を受けました。 withコロナな生活であっても 守るべきものを守っていれば 人生を楽しむことを誰も責めない。 国としてその為の明確なガイドラインの設定や 締めるところと緩めるところの バランスの取り方や 対策の現状を確認できたこともよかった。 現状モナコでは一日の感染者数は 0〜2.3人程度で抑えられている状況。 ホテル、レストラン、イベント会場etc.. どこへ入るにもワクチンパスorコロナ陰性証明書(48時間以内)は必須でそれがないと入れない。 ワクチンパスもコロナ陰性証明書も日本はまだ紙...。アメリカなどもそうだと思いますがモナコも(おそらくヨーロッパ全て) スマホアプリのバーコード提示で統一。 日本もワクチンが行き渡って 提示の義務化が導入されるとそうなるのだと思いますが、、 実際にすでにシステムが整った 状況でそれが当たり前に浸透しているのを 目の当たりにすると、 いろんな事情があるにせよ 日本は色々なことが決まるのがかなり遅いな。と少し不安になりまし

″やきもち″について

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先日、 年下の女友達と話していて相談されたこと。 「彼は私といる時にも他の女の子ばかり見るんです。私のことを大事にしてくれてるのは伝わるんだけど...どうしても気になって!その度にやきもちを焼いて喧嘩になるんです。自分でも本当にイヤでやめたいんですけど...」 という内容でした。 う〜ん。わかる。 わたしも以前はそうだったから...! そういうことが全くない男性もいるとは 思いますが、男性というのは 良く例えるとピュアで素直なのか...? 前方から綺麗な女性や 彼が好みだろうなと思う女性が歩いてきたら、 ほぼもれなく予感的中! いわゆる″チラ見″という行為ですね。 きっと当人はほぼ無意識で 隣の彼女に気付かれてさえいないと思っているかもしれないけど、 好きな人のそんな目線、 恋する乙女は絶対に気付く... はぁ。もっとうまくできないものなのか、、。 私も以前はこういうことで よくやきもきしたものでした。 そういうシュチュエーションのとき 可愛く言えれば伝わるものも伝わりやすいのでしょうが真逆の態度を取ってしまったことも一度や二度ではない....🤣 こんなことを思う自分がなんだか恥ずかしくて バツが悪い気持ちと、こんなこと言わせないでよというプライドが傷つけられた気持ち。 でもやっぱりイヤ! なんで?わたしがいるのに? という気持ちが ややこしく混ざる、混ざる。とことん混ざる。 そんな心がややこしさMIXで揺れている時に 可愛く伝えたり、振る舞うのは至難の技。 デート中にそんな微妙なムードが 何度かあったある日、 夫に(当時彼だったかも) 諭されるように言われた言葉があります。   「あのね、 悲しませてしまっているならごめん。 だけどちゃんと言っておこう。 仮に僕が君以外の誰かを美しいと思ったところで 君自身の美しさや価値は一ミリも変わらないんだよ。君はその事実だけを大切にして堂々としていたらいい。」 今、思い出してこう書くと よ!旦那!キザなこと言うねぇ! な〜んて茶化したくもなりますが! とっても本質的な言葉。 そして実はこれが男性の本音なのかも。 この言葉のあと 憑き物が落ちたように 滅多なことではやきもちをやかなくなりました。 あぁ、ほんとうにそうだな。と。 腹落ちしたというか。 仮に彼が誰かを美しいと思うことがあったとしてもそんなこと、人間だから当たり前

マダムor奥さま考

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結婚してからというもの 必然的に「奥さま」と呼ばれる機会が増えました。 主に夫と連れ立って向かう先、 馴染みのレストランやブティック、業者さんetc... 一般的に″サービス″をしてくださる方は ほとんどみなさん 「奥さま」と呼んで下さいます。 結婚当初、20台半ばだったので その「奥さま」という響きに馴染めず 呼ばれるたびにそわそわしていました。 昨日まで1人の″あゆみちゃん″だったわたしが 結婚した瞬間、奥さまに。 その時は 「え?奥さま?いやいや、そんなんじゃないんで。やめてください。。」 と、なんだか居所の悪い、そんな心境。 ただ、相手はそう言われたところで わたしをなんと呼べばいいのか。 名前で呼ぶ?もちろん。親しくなったら。 だけど日常生活で接するひとすべてに 「私を奥様と呼ぶのはくすぐったいからやめてください。名前はあゆみです。そこんとこ、ひとつよろしく」といちいち言って回るのも変な話。 なので自分としては抵抗があっても 相手にとっては便利であろう「奥さま」呼びに どうにか慣れようとしてきました。 夫婦の呼び名にはセットがあります。 夫と妻 主人と家内 旦那と嫁 その他、相方やパートナーと呼ぶ人。 あ!地元大阪には オマエ、アンタという クラシックな呼び方もある。笑 私個人としては夫婦は考え方の上でいつでも対等にいたいと思うので″夫と妻″が一番しっくりくる。 そして、外部の人からの 呼び名で一般的なのは やはり、ご主人、奥さま。 この″ご主人、奥さま″という響きには どうしても  ″主″とそれをあくまで奥で″支える人″というニュアンスを連想させます。 ″奥″の人。 その点、フランス圏に来ると ″ご主人、奥さま″がそのまま ″ムシュー、マダム″という呼び方に変わる。 この″マダム″という響き、 日本では「マダムっぽい」というと、、 どこか粉っぽさを感じるような ステレオタイプのお金持ちのおばさまを想像してしまうというようなイメージがありますが フランス圏では 既婚女性or既婚だとわからなくても 明らかに大人だとわかる女性に対して使われる呼称。それ以上でもそれ以下でもない。 呼ばれる意味やシュチュエーションは同じでも 日本で″奥さま″と呼ばれる時の感覚と フランス圏で″マダム″とよばれる時に感じる気持ちは自分自身の体感としてかなり違う。 日本で″奥さま″と

はじめての傷

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憧れのLeica″M″ユーザーになって 早1ヶ月。 先日、この愛機に 初″傷″がつきました。 私が選んだのはM10-Rというモデル。 ボディのカラーは″ブラックペイント″です。 ライカMのボディカラーは 基本は二種類。 シルバーとブラックの2トーンが ″THEカメラ″な風貌のシルバークロームと マットな黒で傷がつきにくいといわれる ブラッククローム。 それに、たまに機種限定などで発表される ブラックペイント。 ツヤがあり、クロームに比べて傷つきやすい。 ブラッククロームとブラックペイントは 両方同じブラックのボディでも マットorツヤで見た目の印象が全然違います。 前者がグレーっぽい黒で後者は漆黒。 どちらも色としては好きなのですが 経年変化ラヴァーのわたしとしては ブラックペイントがやはり気になるところ。 M10-Rのブラックペイントが発売されると聞いた時は胸の高鳴りが止まらなかった...! ブラックペイントは使い込んでいくとだんだん 縁などのペイントが剥がれてきて地の真鍮の金が鈍く光るようになっています。 アンティークカメラなどでその姿を確認しては 経年変化フェチとしてしびれていました。。 欲を言うならばそのエイジングを自分自身のカメラで見届けることができたらなんて幸せだろう。と。 そう、妄想すること約一年。 幸運にもわたしのもとへLEICA M-10R ブラックペイントがやってきてくれました。 実際に購入してみると この艶々のブラックのまま綺麗に持つのもいいかも。と思い、ガンガン使うのに中々踏み切れない... 「ボディ全体を同じ速度でエイジングさせたいのなら新品の時に底面についている透明ビニールは剥がした方がいいですよ。」と 購入時に店員さんに言われたのに ″だいじだいじ″で剥がしてしまう勇気がなく、、 でも、最近やっと剥がすことができました。 どうして? もうね、エイヤ!と勢いです。 そんな宝物のライカに先日はじめての傷が...。 普通ならガーンとショックを受けるところかもしれませんが、 わたしはこれでむしろホッとしました。 あぁ、これで気負いが減った。 これから気兼ねなく使い込める。と。 なので、はじめてついたこの傷は ライカM10-Rと私の関係を 一歩親密にしてくれた めでたき記念キズ。 使いすすむたび小傷がついていって ついに地の金色が覗く頃には 私だ

寝かしつけのお楽しみ

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早いもので息子たちも 小学一年生と幼稚園年長になりました。 自分たちだけで出来ることも 以前に比べてずいぶんと増えました。 それでもまだ寝かしつけは継続中。 寝かしつけっていつまでするんだろう、、? あかちゃんのころは年子の同時での寝かしつけが大変すぎてよく途方に暮れていましたが... もうそう遠くない未来に彼らから寝かしつけを必要とされなくなることを思うと、、 断られるまで続けたい....!笑 寝かしつけのルーティンはいつも同じ。 絵本か本を2冊読み、それから耳かき。 ただ、本格的な耳かきは耳が心配で 毎日はできないので 耳かき棒でこしょこしょ 撫でるようにくすぐる程度のもの。 (通称″お耳こしょこしょ″) それをふたりに交代で。 最近、彼らの耳かきをしている時に 気がついたことがあります。 手順としてはどちらか片方の耳をしてからもう片方の耳。という順番なのですが(普通はそうだ) その順番がなぜかふたりとも わたしの方とは反対方向を向いた状態から 耳を差し出すんです。 「いつもママの反対を向いてお耳こしょこしょはじめるけど、なんでなの〜?」と聞いてみると さも当然のように 弟「え?だってママのお顔見るの最後のお楽しみにとっておいてるんだもん。そうだよね?(兄に)」 兄「そうだよ!ママの方向いてからはじめると最後にママの方見れずに終わっちゃうからもったいないじゃん!」 と....! なんと....! 嬉しすぎて舞い上がりそうでしたが 耳かき中なのでグッと我慢。 嬉しさに心震わせながら 手の震えはグッと抑えてなんとか その後のお耳こしょこしょを続けたのでした。 ″ママのお顔を見れるのがお楽しみ″ こんなことを言ってくれるのは 一体いつまでだろう、、? 胸をギュッと掴まれるセリフを ふいに彼らから受けるたびに、 ″狙い″がない純粋なことばの尊さに感動させられる。 この屈託のないストレートな愛情表現は きっと今だけの特別なこと。 今後も愛情は持ち続けてくれるとしても 成長と共にその表現の仕方は変わってくると思うし、それはきっと悲しむべきではなくて 健全な成長だと喜ぶべきことだから。 そう思うと、今の可愛さを今!この瞬間! 存分に噛みしめるのみ...! 耳かきの順番に 実はそんな気持ちが隠されていたことを 知った私はそれ以来、 耳かきのたびに 「あれ?どうして反対側からはじ

ボリードの行方

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数年前の南仏旅行の帰り、 出発まで時間があったので ふらっと立ち寄った ニース空港のエルメスブティック 店内には日本では店頭に陳列されていないような 人気のバッグがいくつも並んでいて...! その中でもボリード31に関しては ブラック、エトゥープ、ゴールド と定番人気色が揃い踏み。 日本で特に人気のボリード。 使い勝手のいい31cm、 それも定番色というと 普通にお店に行くだけでは すぐに手に入れられないイメージです。   エルメスの革を贅沢に使いながらも 主張しすぎないデザイン。 チャックのついた利便性、 肩かけできるストラップもついており 持ちやすいのが人気の理由だと思う(故に東京のママたちの所持率も高く、高確率でバッティング) 私自身はというと 実はすでに違うサイズで革違いの ボリード27は持っていて そちらはエプソンというパリッとした革で 小ぶりなサイズで持ちやすく、 満足していたのですが そこがエルメスの魅力?怖い、、?ところ。 サイズ、色、革の種類で全く別物に見えてしまう 数センチ違うだけで そんなに?と思うくらい 入る容量も全然違い、用途も変わってくる。 なので、27cmを所有していても31cmは別物... ということになるわけです。。 ボリード31に関しては それまで特に気になるバッグでは なかったのにも関わらず... 実際、目の前にすると とりあえず手に入れておかなくては...! という謎の使命感に駆られ、、 そして当時のレートでは日本で買うより 数十万円も(....驚き!) 安く買えるということもあり 勢い余って購入することに...! 隣で見ていた夫は 「なんか君らしくないなぁ。 あの小さな方は似合ってるけど。。 これは、本当に欲しいものなの?」 と、いたって冷静な意見。 それを受け、 今となれば冷静になれるのですが、、 その時の私は軽い興奮状態。 「27cmとは容量が全く違う別物なの。 あったら絶対使うものだと思うし...。 あんな時やこんな時にも使い勝手がいいと思うから。何より定番だしね」と それらしいことを言ったりして...。 「そっか。君の好きにすればいいよ」 と半ば呆れ気味に返答する夫。 .....そうして両者スカッとしない感じで 一応は手に入れたこのバッグ。 もちろん最初はお気に入りでした。 正しくは″お気に入り″にしようと頑張ってい

言葉をたっぷり持つこと

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この三連休 子どもたちがスパイダーマンになりきって 兄弟でスパイダーマンごっこに夢中になっていることをいいことに、至福の読書三昧。 愛読書の《類語国語辞典》 え?辞典とか読んでるの?笑 そもそも愛読書っていうの? と思うかもしれませんが🤣 この辞典は言葉をあいうえお順に並べた いわゆる普通の国語辞典ではなく 意味の群れによって分類された ちょっと変わった国語辞典。   わたしは国語辞典でさえ、読みものとして 面白いと思うのですがこれは それよりもーっと面白い! 例えば《美化》ひとつとっても 清める、澄む、純化、垢抜ける、洗練、華やぐetc.. それに人目を引く美しさという意味が加わると 美しい、綺麗、瀟洒、粋、シック、優美、端正etc.. というふうに ひとつの言葉と それに関係性を持つ言葉が 連なっていく形で構成されている いつも目につくところに置いておいて パラパラと開いたら最後 日本語の豊かさに耽ってしまいます 何かを伝えたい時 ″自分辞典″に入っている言葉が足りないことで とりあえずその中から無理やり 引っ張り出した言葉で済ませたときの なんともいえない歯痒さ。 それを解消する方法は 自分の手持ちの言葉を たっぷり豊富に持っておくこと。 《自分辞典》に入っている 言葉がたくさんあればあるほど その時その時でぴったりの言葉を用いて 的確に伝えられる。 お気に入りの言葉を自分の内に溜めていくことは ジュエリーをひとつひとつ 宝石箱に集めることに似てる。 拙い自分の言葉を 「語彙力w」なんて茶化す風潮がありますが いろんな言葉を知ること、 たっぷりと自分の中に持つことは 言葉と自分の気持ちが ぴったり合うようになってくること それはとても楽しいこと 何かを読みたいけど なんとなく物語性のあるものは気乗りしないし 実用書なども疲れる、、みたいな時 言葉そのものを味わえて 読書のひとつの選択肢としても この辞典、オススメです。

お得な白ワイン

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ご機嫌の休日、家でちょっといい 美味しいワインを飲みたくなった時、 オススメの白ワイン。 キスラー ソノマ・コーストレ・ノワゼッティエールシャルドネ  名前長い、、覚えられない笑 キスラーの白!で大丈夫です☺︎ ほのかにナッツのニュアンス カリフォルニアワインなのですがフィルタリングなどは行わず、樽の中で熟成させるブルゴーニュスタイルの手法で造られています 批評家の中ではブルゴーニュのグラン・クリュを凌駕するといった声も聞くくらい   ワインラヴァーの夫に言わせると これでこの値段(15000円ほど) はすごくお得 5倍の値段だと言われても納得する味わい とのこと☺︎ 中々外でお酒を飲めず... そんな中ちょっと家で贅沢したいランチの時や 金色の文字のラベルも可愛いのでお酒好きなお友達へのプレゼントにもオススメです。

SNSとブログの使い分け

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こんにちは。 久しぶりのブログの更新です。 最近Instagramばかり更新していました。 やっぱり手軽で、、。 だけど気づけばだんだんと文章が長くなっていきInstagramがブログ化してきました、、 夫に「なんかどんどんインスタの文が長くなってきてるね。」と言われ、 うん、やっぱ、、やっぱそうだよね。と。 毎度のことです。笑 SNSは発信すれば私の記事への興味があるないにかかわらずフォロワーさんのフィード画面に表示されてしまうのでやっぱり気を使う部分があります。 その点、ブログはわざわざ見に来てくれる方のみ。ある程度の文字数のボリュームは気にせずにじっくり話ができる。という意味で気楽さがある。 ブログで書きたいことを余すことなく書いて そのエッセンスを抽出する感じでSNSにアップしようか...?しばらく試行錯誤になりそうです。 私は放っておくと書きたいこと、 したためたいこと、言葉が渦巻いて洪水のように溢れてきてしまい文章や言葉に出して整理しないと収拾がつかなくなる側面があり、、。 溜めれば溜まるほど 自分の中でどんどん考えが詰まっていき 言葉があちこち蔦を這うように絡まっていく感覚になりしんどくなってくる、、。 そんなちょっと変わった特性、 この方もきっとそうだったんじゃないかな?と 思う作家さんがいます。 明治の文豪  森鴎外の長女である 森茉莉さん 彼女の文章で好きなところは 育ちからくる貴族的優雅さがと 実際の生活で養われた庶民的な感覚が 合わさって感じられるところ それに天真爛漫な非常識さも 独特の魅力になってる(鴎外にものすごく甘やかされて育ったらしい) 言葉にも贅沢さというものがあるのだとしたら まさに″贅沢な日本語″という感じ 後年過ごした 質素なアパートでの生活の描写でさえ 自ら紡ぎ出す言葉に贅を尽くすことで 豊かな世界にしてしまう彼女の感性。 世俗から離れたところで 自分の作った夢そのものを 生きることを貫いた作家。   こうして今も 彼女が生涯作り続けたマリワールドが 紙の上で輝いているのを楽しめる至福... エッセイで有名どころは 《贅沢貧乏》などですが わたしのオススメは 《魔利のひとりごと》 《私の美の世界》 自分の興味があることについて語ることは 自分自身を多面的に語ること。 そのことの楽しさを森茉莉さんは教えてくれる。