28mmの世界

写真の話が続きます....!


ハマるとそればかり。
良かったらお付き合いください^ ^


前回の記事で
愛用のカメラLeicaQ2に
ついているレンズの焦点距離は
28mmのものだという話をしました

この28mm、中々難しい画角とされるのですが
どうにか自分のモノにしたいと
色々と調べるにつれ、
ひとりのフォトグラファーを発見!


Garry Winogrand (ゲイリー ウィノグランド 以下、ヴィノグランド)


主に60年代に活躍されたフォトグラファーで
NYのマンハッタンが写真の舞台の中心

ウィノグランドは
Leica M4と28mmレンズで
ストリートスナップを撮っていたようです

28mmを好んで扱うフォトグラファーって
調べてみても中々いなくて。

ウィノグランドがそうだと知って
28mm画角のヒントが散りばめられているかもしれないと思い、早速写真集を一冊取り寄せてみました




60年代のアメリカ
戦後の激動と楽観主義の間の揺れのようなものを
揺るぎなく捉えた写真家

美しさとコミカルさ、そして人間関係の苦々しさ
そんな偶然のユーモアを示すような写真の数々




(綺麗な女性の写真も多い)

ウィノグランドの撮る28mmの画角は
流暢な優雅さがありながら
写真自体のカジュアルさがある感じ




前の記事で
28mmという画角の難しさ=余計なものも写り込んでしまう。と書きましたが
ウィノグランドの写真をみていると
その余計なもの=単に事実が散らばっているということなんだ。と、あっさり思えてくる。

そうか。
 元々、この目で見る世界は断片の寄せ集め。
それが真実だよね。と。


余計なものが
写り込んでしまうと考えるのではなく、
ある被写体にスポットを当てながらも
その背景にある複雑さや曖昧さごと写すのも
ひとつの写真の美の在り方だな。と

この画角に対して新たな視点を見出せました。




私の小さなフォトグラファー



ピントがわたしから綺麗に外れてるの、

もしかして...敢えて?だよね?
やっぱり君は天才!未来の巨匠!
ということにしておきました笑




ココ。
この写真、
ココを中心にトリミングしようと思っていたけどウィノグランドの写真集を見た後では
背景に写る子どもの足、
ノートにペン、携帯にマグカップ。
そんなノイズとも言えるささいな断片が
逆に詩的な可能性のようにも感じる(大げさ?)


そんな魅力を教えてくださり、
ウィノグランド先生ありがとう☺︎な気分。


28mm画角がもっと好きに、
もっと楽しもうという気持ち。


28mmってどのくらい?と聞かれれば
iPhoneの写真の画角といえばイメージしやすいかな。





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