寝かしつけのお楽しみ

早いもので息子たちも
小学一年生と幼稚園年長になりました。

自分たちだけで出来ることも
以前に比べてずいぶんと増えました。

それでもまだ寝かしつけは継続中。
寝かしつけっていつまでするんだろう、、?
あかちゃんのころは年子の同時での寝かしつけが大変すぎてよく途方に暮れていましたが...
もうそう遠くない未来に彼らから寝かしつけを必要とされなくなることを思うと、、
断られるまで続けたい....!笑


寝かしつけのルーティンはいつも同じ。
絵本か本を2冊読み、それから耳かき。


ただ、本格的な耳かきは耳が心配で
毎日はできないので
耳かき棒でこしょこしょ
撫でるようにくすぐる程度のもの。
(通称″お耳こしょこしょ″)


それをふたりに交代で。

最近、彼らの耳かきをしている時に
気がついたことがあります。
手順としてはどちらか片方の耳をしてからもう片方の耳。という順番なのですが(普通はそうだ)
その順番がなぜかふたりとも
わたしの方とは反対方向を向いた状態から
耳を差し出すんです。

「いつもママの反対を向いてお耳こしょこしょはじめるけど、なんでなの〜?」と聞いてみると

さも当然のように

弟「え?だってママのお顔見るの最後のお楽しみにとっておいてるんだもん。そうだよね?(兄に)」

兄「そうだよ!ママの方向いてからはじめると最後にママの方見れずに終わっちゃうからもったいないじゃん!」

と....!

なんと....!


嬉しすぎて舞い上がりそうでしたが
耳かき中なのでグッと我慢。
嬉しさに心震わせながら
手の震えはグッと抑えてなんとか
その後のお耳こしょこしょを続けたのでした。


″ママのお顔を見れるのがお楽しみ″

こんなことを言ってくれるのは
一体いつまでだろう、、?

胸をギュッと掴まれるセリフを
ふいに彼らから受けるたびに、
″狙い″がない純粋なことばの尊さに感動させられる。

この屈託のないストレートな愛情表現は
きっと今だけの特別なこと。

今後も愛情は持ち続けてくれるとしても
成長と共にその表現の仕方は変わってくると思うし、それはきっと悲しむべきではなくて
健全な成長だと喜ぶべきことだから。


そう思うと、今の可愛さを今!この瞬間!
存分に噛みしめるのみ...!


耳かきの順番に
実はそんな気持ちが隠されていたことを
知った私はそれ以来、
耳かきのたびに
「あれ?どうして反対側からはじめるんだっけ?」理由をもう一回聞きたいとばかりに
尋ねてしまっています....。


いい加減しつこがられる前にやめとこう、、。
甘やかな育児の記憶の1ページとして胸の内に
大切に留めておこうと思います。


ベッドに飾ってあるアートは
長男が2歳の頃、描いたもの。
「風だよ〜」と。なんだか気に入って額装。


その隣にはインドネシアで購入したオブジェたち

ここにドラゴンボールのカードだったり
デビルマンのフィギュア、ウッディと仲間たちなどが日替わりで加わることも。







2段ベッドはふたりの秘密基地としても
機能しています。


まだもう少し、ママもここにお邪魔させてね。

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