続 ライカのはなし
カメラの話、続きます...！
好きな人以外には
少しだけマニアックな内容かもしれませんが....！
（いろいろ覚えたてなので的外れのことを言っていたらごめんなさい....）
一眼レフとの1番大きな違いは
ファインダーの違い
ライカMはレンジファインダー
撮影レンズとは関係なく
カメラ本体についている
素通しのガラスを覗いて撮る
なのでファインダーから見えている範囲と
実際に写る範囲が少し違うのです
もうひとつは
MF（マニュアルフォーカス）で
撮るということ
撮る一枚一枚に
ピント合わせをするということです
必然的に被写体を決めてそこに向き合う時間が
少し長くなる
普通のAFカメラのように
電源をつけて起動させ
自動で機械がピントを合わせてくれて
その他もろもろ最適な設定を決めてくれて
ただ、パシャリ。と出来ないのです。。
でも、だからこそ
被写体を意識して全て自分で
設定する行為があるからこそ
気持ちや意識を写真に乗せることができる
そこがMFの魅力。とはよく言われること
自分が撮りたいものはここから
どのくらい距離が離れているんだろう
光はどのくらい取り込めばいいかな？
どの範囲までくっきり写そう？
そういうことを一枚一枚考える
AFはもちろん素晴らしいし便利。
今、その瞬間を逃さず
シャッターを切れる喜びは大きい
一方でMFは被写体とじっくり対峙する
その一連の行為そのものが
クラシックな本来の写真の作法のように感じ
そんなイメージもMFへの憧れを誘う
そうなると最初は一番のネックにしていた
MFが今度は愛すべき不便に思えてくる
そして、、
やはり行き着くところ
M型ライカが欲しくなる...！
今の私の愛機
LeicaQ2の焦点距離は28mm
焦点距離というのは
簡単に言うとレンズから
対象とする被写体までの距離のこと
数字が小さくなるほど広角で広く撮れて（雄大な景色を撮るときのような）
大きくなると距離が近くなる
写真全体が狭くなるというか（顔のアップのポートレートのような）
この焦点距離
自分にぴったりしっくりくる距離というものが
その人それぞれにあると思います
Q2は
レンズ固定型なので基本的には28mm固定されてあって他の焦点距離では撮れない（クロップ機能で35mmや50mmにできますが）
この28mm
広角レンズに分類される焦点距離で
結構広い範囲まで映るんです
例えば
鏡から2メートルほどしか離れていないのに
こんな感じ↓
結構広く写りますよね。
中々、写真としては難しいと言われる
28mmですが
私自身はこの焦点距離、
慣れ親しんでいるのもあり
気に入っています（iPhoneが28mmの焦点距離）
50mmや75mmのように
寄って被写体を際立たせたり、
反対に超広角で大パノラマにしたり、
そういう写真としてのわかりやすい
派手さはないのですが
その極端さを強調しないところが
穏やかで品のある画角かなと
だけどやはり難しい画角と言われるだけあって
余計な余白ができやすかったり
写したい要素以外の
部分まで入り込みやすかったり。。
こういう条件の中で
必然的にどう撮ろうか考えるようになるので
写真の勉強にはなると思っています
ただ、
28mmよりもう少しだけドラマティックに
写すのであれば
35mmというのは非常に魅力的な焦点距離だなぁと思い始めました
50mmも
何を写したいのか明確になるので
ストーリー性を持たせやすく
作品っぽくなり素敵ですが
今の私の感覚だと
慣れていないからか、かなり近く
画角が狭く感じる
50mmだと1.5メートル離れてこんな感じ↑
今の28mmよりほんの少しだけ
メッセージ性を込めた写真にしたい。
と、なると35mmがベストかも
LeicaM10-Pに
SUMMILUX-M F1.4/35mmのレンズをつけたい
でもLeicaM（type240）も動画が撮れるしいいなぁ...ズミクロンのレンズも気になる
どれにしても
価格だけを見れば
贅に贅を合わせたような組み合わせ
今のわたしが使いこなせるのかと言われれば、、
うつむくしかないかも、、笑
でも、あぁ欲しい。
今、ライカM10-Pが
わたしの頭の中を支配しています🤣
ライカ関連のいろんな本を読み込み
まず勉強中....！
慎重に。
だって今持っているQ2だって
もっともっと使いこなしたい
ものが増えることは
選択肢が増えること
選択肢が増える分だけ
その日使うものの代わりに
使わないものを作るということ
カメラ以外にも
バッグだって
時計だって
家だって同じ
増えるごとに
ひとつひとつとの関係が薄れる気がして
それがとても切なく思えるから
モノを増やすのに慎重になる
とか言って、
そのうち、えーい！と
買ってしまってる可能性も大 笑
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