「Brown skin girl」

17年来のBeyonceファンです。


一昨年は念願のニューヨークでのライブに行けて1つ夢が叶った瞬間でした。



彼女から影響を受けたこと、

学んだ事は数え切れないほどあります。



今回はその中から


「自分の肌の色に大切にし誇りを持つこと」について


このメッセージをビヨンセは以前から

強く歌に乗せて伝えています。



ここ一週間 世界中がそうであるよう

わたしにも人種差別について学び、

考えるきっかけを与えられました。

そんな中聞いている2曲があります。

「Brown skin girl」と

「formation」



今回は

「Brown skin girl」を紹介させてください。








ビヨンセは歌う。


「-Brown skin girl

Your skin just like pearls-


ブラウンスキンガール

あなたの肌はまるで真珠のよう」


「-The best thing in the world

Never trade you for anybody else-


この世界で最高のものなのよ

決して誰かと交換しないで」



さらにこう歌い語ります。


(以下はわたしが個人的に訳したものなので

私的な解釈も入ります。)



不安に思ったり疑問に思ったら

ママが私に言ってくれたことを思い出すわ。


「あなたの肌の色は美しい。

まるで真珠のようだわ

かけがえのないかわいい子。

あなたを他の誰とも交換したいと思わない。 」



誰も私をコントロールすることはできない

私の背中を見て世界がどんな見方をしても

どんな思いを抱いても

落ち着いている自分でいられることをとても嬉しく思っている。



あなたの目と私の目を交換できたらいいのに

(あなたの目で見える世界を見せて)


顔色には複雑さがあるよね

それでもあなたの肌は

ダイヤモンドのように輝くのよ


人生の全てを受け取るの

わたしはあなたの価値を知っている


すべての美しい曲線

あなたの体は自然にできている。



あなたの肌はダークなだけではなく

輝き、あなたのストーリーまで物語るの。」



歌詞も曲調も優しくて素敵な曲です。

この曲はBeyonceの娘 ブルーアイヴィーちゃんも少し参加しています。(大きくなったなぁ。生まれた頃からみているから勝手に親戚気分)



娘に向けた優しくて強いメッセージを感じられ、聞くたび胸がぐっと詰まるような感動を覚えます。


この曲は自分の肌の色

自分のルーツを大事にしようと言うメッセージが

優しく強く込められている。


聞いていると自分のナチュラルを大切にしようね。と、抱きしめられたような気持ちになる。



私は海外在住の経験はないのですが

訪れる機会は比較的多い方。

 


さまざまな国に行き

国籍もルーツも肌の色も違う

多種多様の人たちと接しました。


彼らから見ると私は日本人の前にアジア人

そして黄色い肌だと認識されています。



過去には私も

白人コンプレックスといいますか 

明るい肌に青い瞳、茶色やブロンドの髪

その他、西洋人的美的要素に憧れがなかったと言えば嘘になります。


幼い頃から、化粧品のポスター、ファッション誌に出てくるモデルたちは日本にいても西欧人のモデルが多かったし 

ましてや私はモデルになりたかったので見る機会や、研究する機会が多く逆に

普通よりも憧れが強くあった方。



海外に行き、いろいろな機会を経験する中で

美の頂点と言われるような人たち

(スーパーモデルやハリウッド女優)

といった人たちともお会いする機会にも恵まれました。


ただ最初

そこに飛び込む前は

自分の中での嬉しさや好奇心より

怖さ、物怖じ、不安の方が自分の心を

支配していました。



もしかしたら自分を比べて

引目を感じたり

自分を醜く思い

自信をなくしてしまうんじゃないかと。



圧倒的な美を前にすくんでしまうのでは

ないかと。


実際どうだったか?

全くそうではありませんでした。



もちろん、西洋的な美の要素を

極限までアップデートしたような

彼女たちは夢のように美しいのは事実です。


ただ、そこに集まる

黒人モデルも、ラテン系もアジア系も同様に美しかった。


それほどそれぞれの独自の輝きが際立っていた。


ただ、「違う」だけであり

そこに優劣、上下、比較と言う事は一切存在しなかった。


同時に、自分も他の誰かと比べようがないことをに気がつけた。



Beyonceのこの曲「Brown skin girl」は

 brownの部分は何色にでも替えることができます。


曲を聴きながら

わたし自身もこのアジア人としての

肌の色に誇りを持ち大切にしていきたいし 

子供にもそうあってほしいと願う。



ブラウンスキンが真珠のようなら

この私たちの黄色い肌は

バターのようになめらかだ と。(うまいこといったつもりが微妙。真珠に等しいワードが見つかり次第差し替えます)


生まれ持った様々な要素に心から感謝したい。

肌の色など先天的なものに関しては

憧れ、あぁなりたいと願うより


自分が生まれ持った

肌の色に満足し

何物にも変えたくないと

誇りを持って言えること。

互いの肌の色の違いを肯定できること



それはブラック、ホワイト、イエローetc...

全ての肌の色のひとにとって大切なことだと思いながら

この曲を聴いています。





ぜひ 聴いてみてね。

https://youtu.be/RXrhqhW2kiU

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