流行とスタイル。

今回は私にとっての流行とは?
時代と共に移りゆく
トレンドとの付き合い方について考えてみた。


流行とは
いつも気になるものではないけど
いいなと思うものが来たら
その時々で取り入れて時代のムードを楽しむもの。


今季の流行の中で
これは取り入れようと
購入したジャケットとハーフパンツのセットアップ。(ブルネロクチネリ)



ジャケットにハーフパンツって新鮮。
褪せたようなブルーグレーがお気に入り。

 
スポーツソックスにスニーカーを履いて
ストリートっぽい着こなしにもトライしたいし
ダークカラーのスリップキャミソールをONして
夜のおでかけにも。

ジャラッとしたゴールドジュエリーも合わせてみたい。


バッグはボッテガヴェネタのザ ポーチ




ミストという生成りのようなホワイト。
スムースな手触りの革でずっと触っていたい。


去年購入してから、こればかり?というくらい
登場回数が多い。
(息子たちはママのギョウザと呼ぶ)


今回購入したハーフパンツも
ボッテガヴェネタの靴もバッグもいわば、
流行り、トレンド物。


流行れば流行るほど
人の目に褪せやすく
賞味期限が短くなるのはモノの摂理。


それが分かっていても
いや、分かった上で
時代の空気を楽しんで、まとうのが流行。


去年、ダニエル・リーが
クリエイティブディレクターに就任した
新生ボッテガヴェネタ。


フィービーセリーヌがなき今、
わたしを夢中にさせるもの。



(この甲が深い感じはまさに「今」。少し前までは指の股が見えるくらい浅いヒールが主流だった。今も好きだけど^ ^)


デザイナー×ブランドの数だけ
形が生まれる。

そしてそこから
毎回いくつかのトレンドが生まれる。

そして伝説的にまでのぼりつめたトレンドは
歴史上のひとつのスタイルに昇華する。


マルジェラのエルメス
フィービーのセリーヌ
今はダニエルリーのボッテガ


特に若い頃はトレンドをきっかけに
新たなファッションにチャレンジする過程で
似合う物、そうじゃないものを知っていく。

そうじゃないと思っていても
若い頃に愛用していたファストブランドものは
全てトレンドの影響を受けていたもの。


それを、失敗しながらも
注意深く取捨選別していた人は
その後、自分のスタイルを持つことができているのかな、と思う。


その人らしい普遍的なスタイルの最初の発端は
実は流行から生まれたりするのかも。


そう考えると奥深いし、面白い。


過去を振り返れば
それぞれの時代を共に謳歌した
トレンドのアイテムたち。
バッグや靴にアクセサリー。


それを身につけた私ごと、
その時々の時代の歴史の一部。


一生モノだと意気込んで買うことは多々あったけれど、残念ながら一生モノではなかったものがほとんど。

今はそれが分かるから
短い命を精一杯使ってあげて
時代のムードを存分に味わって
潔く、思い出にする。


それらは将来、
見返すことになる
過去の写真の端っこで見つけられ
「なつかしー♡」と
記憶と共にまた喜ばせてくれる。



まとめると
トレンドに全部乗ったり、追う必要はなくて
シーズンの流れを見ていて
自分に合う、気になるものが
出てきた時にだけ、ひょいっと乗る。


そして、新しい自分を知り
たまに新たな「似合う」が発見、追加されていき
その繰り返しで、その後はその人だけの普遍的なスタイルが形作られる。


(このヒールも最高に素敵!この夏はこればかりになりそう。)


流行は泡のような一時の夢という見方もできる。
一般的な意味はないのかもしれない
だけど自分で流行に意味をつけるなら
そんな感じ。


これからも
せっかく生まれたこの時代を身にまとうという意味での流行を楽しみたい。



次回は

「ファッションとサステナブル」について。

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