Hôtel de Crillon

先日 用事があり 一泊で(!)パリへ

滞在ホテルはリニューアル後 楽しみにしていた
Hôtel de Crillon 

パリのホテルのリニューアルは
毎回 関心ごとのひとつ
あぁ 上手だな
と いつも 刺激を受けると同時に
信頼からくる安心感を覚える

歴史的遺産を大切に出来る限り生かす姿勢
それに現代的なセンスを加えていく
いい部分は残しながらのモダンな進化

ただ単に過去を再現するだけではなく
過去を生かす 
そこに「上手いな」と思わずにはいられない


ラグジュアリーとは なんなのかを
考えさせられます
ラグジュアリーとは豊かさ
では 豊かさとは?
贅沢とは?
いろいろ あって一言では言い表せないけれど
突き詰めると精神的豊かさに尽きる


すべて壊して一から新しく
そのような建物の方が多いと感じる

なぜそうなるか?
それの方が簡単だから
もちろん
でも 
人に 「ここは残したい」 「ここは受け継ぎたい」と思わせるような価値やパワーを感じさせられたならば 壊す前に 一度は立ち止まらせることができるかもしれない


新しく作るときに
建物でも街でも服でも なんでも
次にバトンを受け取る次世代が自然と
「素敵だから受け継ぎたい」と思うものを作ること そういう思いを抱かせることこそが
精神的豊かさの継承だと思う

それが歴史となるし 
今でいうサスティナブルな考え

そんな事を考えた 滞在でした

Hôtel de Crillon 

レセプションから通路 Barやlounge 
部屋に至るまで 広々とした空間というよりは
こじんまりとしていて でも細部まで主張しない洗練が行き届いていて 心地よかった
小さな空間で 区切られたスタイルが好きです







そして 都会のホテルはよっぽどの
素晴らしい景色を望めるという場合を除き
中庭ビューがいい

景色を中庭にすると
滞在中の世界観が保たれる



気が散らなくて「おこもり」するには最適

今回はそうはいかずでしたが
次回はぜひ 丸一日 おこもりしてみたい






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