本棚とわたし
今回は本棚ヒストリー📚
むかしから、本棚のある空間にすごく惹かれる...
眺めるだけでもしあわせで
「本棚」の写真集も集めているくらい
わたしにとって本棚は
知らないこと、知りたいこと、
世界中のどこかの誰かが
深く調べたことだったり
気付いたこと、
物語として届けたいと思った
たくさんのメッセージが
背を並べている知の宝の棚。
at パリのセレクトショップMerci
広大な本棚から一冊、
自分の手に取ると
広い世界のさまざまな出来事が
手のひらという
最小の世界に収まる不思議に感謝する
これまでを振り返り、
最初に覚えている本棚は
実家の父の部屋の奥にあった
あった背の高い黒の本棚
今思うと小さな本棚だったけど
びっしりと並んだ文庫本の背表紙をみて
胸が高鳴った
わたしの知らない世界の広がりが
そこにぎっしりと詰め込まれているようで
小学校低学年の頃に
当時住んでいた家の近くに
あたらしく立派な図書館ができた
自分の住む普通の町が、
一気にカッコよくなった気がして
密かに誇らしく思い、
自転車で20分くらいかけて足繁く通った。
慣れてくるとだんだん居心地がよくなり
子供コーナー隅っこのひとつの棚を
図書館中から集めた好きな本だけで埋めつくし、
「自分の本棚」を勝手につくったことがある笑
自分プロデュースの本棚を眺め、
すごく嬉しかったことを覚えている。
もちろん、翌日にはきれいさっぱり
全て元通りになっていたけれど...
(図書館のスタッフさんすみませんでした😅)
その頃からずっと憧れていた
自分だけの大きな本棚
時が経ち、上京して
一人暮らしをすると
真っ先に小さなシェルフを買って
そこに好きな本を並べた
すぐに溢れかえり、
急遽、靴箱の半分も本棚にした、、。
時が経ち、
新婚生活の新居ではじめて買った大型家具
もともとは、すべて扉がついていたものを
一つ一つドライバーを使ってネジを緩め
扉を外し、本棚仕様にアレンジした。
なつかしいー!
(この板を一気に運ぼうとして夫がギックリ腰になったのは苦すぎる思い出、、、😓)
うんうん、こんなイメージ!と、
大きな満足を得る。
その後、さらに引越しをし、
家をリフォームする機会に恵まれた。
インテリアのアイデアを考えたとき
真っ先に浮かんだ家のイメージは
もちろん、壁一面の本棚。
蔦屋書店代官山のあの空間が好きで
その空間をプロデュースした
ikgの池貝知子さんにオファーした
出来上がったとき、
それはそれは嬉しかった
それと同時に安堵した
むかし、図書館で一日で泡となってしまった
自分のはじめての本棚を思い出す
自分の本棚
ここに見えているのは好きな本の中でも
写真集やイメージブックが多い
(このほかに家で一番大きなストックルームにぎっしり本が入っている。)
本棚は今まで並んだ本も
今現在並ぶ本も
これから並ぶであろう本も
自分の内面世界を
形づくるものを包み込んでくれる宝の棚。
本屋さんに並ぶ
膨大な書架の中から
一冊一冊 選んだ世界の集合体。
子ども部屋にも本棚を
夫のコーナーはアート本が多め。
時と共に自分を興味を表す
それぞれのパーソナルなもの。
余談ですが、
数年前に地元大阪の枚方市に
TsiteがOPENしました
出産し、里帰りで何度も地元に帰っていた
私にとって、本当に助けられた憩いの場所で。
母に見てもらい、ここで本を読みながらコーヒーを飲む時間が元気をあたえてくれた。
TSUTAYAの社長の増田さんは枚方ご出身。
こんな素敵な形で地元貢献してくださり
感謝でいっぱい。
(後にご本人に直接お伝えする機会が!☺️)
地元の先輩のひとりは
ここでブックアドバイザーとして働きながら
不定期でオープン前のこのスペースを借りて
ヨガの先生もしている。
本棚フェチのわたしとしては
そんなライフスタイル、最高ーーっ😆✨
こんな感じのマイ本棚ヒストリー。
本棚愛伝わりましたか?笑
思い返せば好きなものって
昔から変わっていないものも多いなと思います。
自分の好きなものを探すとき
小さい頃のことを思い出すといい。と
よくいわれますが本当にそうだと思う。
小さな頃、
無条件に惹かれたもの、
好きだったものはなんですか?
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