Pilates

久しぶりのピラティスレッスン。




半年前からゆっくりペースで
続けているマシンピラティス。

今日は筋トレとピラティスの大きな違い、
それぞれの魅力について書こうと思います^ ^


まず、ダンベルやウェイトマシーンを使っての
「筋トレ」は
大きな筋肉を効率よく鍛えられるトレーニング。


胸、背中、ヒップ、足など
ボディーの輪郭となるような
大きなパーツをしっかりと鍛えられるので
目に見える体の変化を実感しやすい。


ここで、そもそも筋肉がつくって?
どういうこと?と思っている方もいらっしゃると思うので少し説明します。


筋肉をつけるとは
特定の部位に
限界に近い負荷をかけることで
筋繊維(筋肉を構成する細胞のこと)を傷つけて
その後、その修復のために栄養と休息を入れると
回復の過程で
筋肉の繊維の一本一本が太くなること。


筋繊維を傷つける→栄養と休息→回復
これを繰り返し、
徐々に、大きくなっていくのが筋肉。


簡単にいうと

筋肉がつくとは
一本一本、太くなった筋繊維が
束になって厚みがでた状態をいいます。


それが
一般的にいう「筋トレ」。


ボディの大きな輪郭を変え、
ラインにメリハリをつけるワークアウト法。


それに対し、ピラティス。


「インナーマッスル」とか「コア」「体幹」など
よく聞くワードですよね。


マシンピラティスは
まさにその部分を強化するワークアウト。


ウェイトトレーニングが
体の表面の大きな筋肉を鍛えるなら、
ピラティスは深部の細かい筋肉を
目覚めさせて丁寧に鍛えていく感じ。


私にとっては
ウェイトトレーニングで鍛えきれなかった
細かな部分を点検しつつ、
鍛え残しをなくすようにするようなワークアウトの役割。


部位が細かいので筋トレの翌日のように
強烈な筋肉痛はこないけど
深部がもやっとするような感覚があり、
効いてる!と確認できる。


ピラティスに通い始めてから
体に細やかな意識と感覚を向けることで
骨や筋肉ってこんなにも微細に動かせるのか!
ということを知りました。

 
え!こんなところにも!ここにも?
小さな筋肉が隠れていたのね!?と
驚きと発見の連続。






例えるなら、ヒールを履いた時に
ふくらはぎにスッと通るような筋や
頭から背中、腰にかけての正しい位置関係、
ウエストラインの細かな調整。
首を長く美しく保つことに必要な筋肉etc...
といった細かなパーツにアプローチ。
(私は先生をパーツ磨き職人と呼んでいる)




(これはバーを脇の下から腰にかけての筋肉を意識しながら下ろすトレーニング。肩を下げて首を長く、腕の力を使わずに...など多方面に意識を研ぎ澄ます)


繊細な感覚を要するので
それと共に、
身体の筋肉量の左右差だったり
ゆがみにも気がつけて
どんどん自分のからだの感覚に詳しくなってくる。

 
バランスを整えながら
自分の身体の正しい使い方を学べる。


私が通うスタジオで使っているマシーンは
主にこの3つ。



@pilatesstudioeleven

左リフォーマー、奥キャデラック、手前チェアー。

これらを組み合わせながら
先生が身体の特徴や筋肉量に合わせて
目的にフォーカスしたメニューを
作ってくださいます。
(Tama先生ありがとう✨)


マシーンのバネの重さや角度を
微調整してもらいながら、
それに合わせて自分自身の体の角度や意識も
調整していく。


とても微妙な感覚が必要で集中力を使う時間。


ここまで書くとなんだか
ちょっと難しそうですが
私はちょっとオタクなのでこう感じるだけで💦 

そもそもマシンピラティスは
決してハードルが高いものではなく、
人それぞれに合わせた負荷の設定や
メニューを組んでもらえるので安心です。(パーソナルや少人数の場合は特に)

リフォーマーなどの
器具のサポートがあることで、
身体を無理なく動かすことができるので
はじめての方も大丈夫。






身体の大きな枠組み作りが出来る
ウェイトトレーニング


細かな筋肉の鍛え残しを点検して
すみずみまで感覚を目覚めさせるピラティス


呼吸とともに意識を内面に向けられて
心身をほぐして解放させてくれるヨガ



それぞれ違う役割があって
どれも素晴らしいワークアウト。



1週間の運動量の理想は週に2回以上という
研究結果もあるようですが
心地いい頻度はひとそれぞれ。

その時のライフステージや体調でも変わるもの。


運動の種類もさまざまで
ヨガやピラティスが合う人もいるし、
筋トレ一筋の人もいる。

ランニングや水泳など
有酸素運動が好きな人も多いですね。
ダンスやテニスなど趣味の運動まで含めると
本当にいろんな種類がある。


大切なのは楽しみながら、無理なく
長く続けられること。


楽しいと思えなかったら
いろんな運動を試していくのもいいと思います。
合うものがきっと見つかるはず。

とりあえずやってみる
やる気ってやりはじめたら出てくるから不思議。


気楽にとらえるコツは
アスリートやボディビルダー
トレーナーさんたちとは違い
私たちほとんどの人にとって
運動することや体を鍛えることは
人生の目的そのものではないということ。
(大切なものではあるけれど)


トレーニングや体づくりにハマると
つい、ストイックになってしまい
これもダメ、あれもやめようと
自分にルールを課してしまいがち。

わたし自身もハマりやすいので
よーくわかります。
でも、ルールで縛ってしまうと
そのうち、楽しくなくなる。


カロリーや栄養素ばかり気にしていたら
心までパサパサしてくる。笑


いつだって自由ファースト、楽しいファーストで
スイーツも、美味しい食事やシャンパンも
人生の喜びとして楽しみたい。



運動する本来の目的は?


なりたい体はもちろんありますが、
それ自体は人生の目的ではない。


わたしの場合は日々、前向きであるためと
毎日の瞬間ごとを心地よく過ごせる体づくりが
運動をする本来の目的。


たまの自堕落も
運動とはまた違った側面で
こころとからだにとって大きなご褒美になることもある。


何事もバランスを大事に
楽しんでいきたいな、と思います。





ある日の付き添い中の息子^ ^
ジムやスタジオについてくるのが好きみたい。


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