旅する理由

旅が好きです



普段 日本の中、東京の中 

その他 もっと細分化された

さまざまなコミュニティーに属していて


それらは通常 

安心感を与え 与えられ

心地よく包み 包んでくれるもの


その一方で一箇所に留まることが

長く続くといわれのない閉塞感を

感じてしまうことも(この感じも人によって違いますよね)

小さな狭い世界にとどまっていると

その分 ひとつひとつの行動や

言葉の意味合い 

あ・うんでやりとりされる常識も濃くなり

それと並行して 

家族の場合はお互いに少し無遠慮になったり

あるいはその逆で自分の意見や思いを伝えるのに慎重になってしまう(相手の背景をよく理解しているからこそ 自分のこの考えを言うと意図せずとも相手は否定された気になってしまうんじゃないかな など)


そんな無遠慮や気遣いも

いい面もあるし 人間味の潤滑油としては

大切な場面もあると思う



だけど ずっと そこだけでいると

自分の考えが曇ってきてしまうのも

実感としてあります




一歩世界に出て

多種多様の人種

習慣 価値観 考え方などに触れると自分の意見が

なんてちっぽけなんだと知ることができる


私の日常が世界から見ると非日常で

世界の日常がを私の非日常




外に出ると日本と日本にいる自分とを

客観視できること


外に出てみて改めて感じる

日本の文化の独自性と成熟性の素晴らしさ

一部のメディアにみる流行や風潮にみる滑稽さ 

無意味とも思える慣習にいたるまで 

冷静な目で見られるようになるのも旅の 醍醐味



 

異国の地の湿度温度、太陽の光

知らない言語や、知らない料理、知らない習慣

まだまだ無限にある初めてに触れることで

この広い世界で ただの1人の私が

どれだけ考えたところで考えることは

あまりにもちっぽけで

取るに足らない意見に思える

これは、一見寂しいことのようで

全然違う

どうせちっぽけな意見なのだからと楽になる

自分の考えを表現していい

そんな自由と勇気を得られるから



自分の小ささを知ると

同時に 自分はやはり世界にたったひとりで

その世界を充実させることが 

わたしのできる全てだとも知る


世界にとってとても小さな存在の

わたしは同時に

わたしという世界の主人



心に羽が生える

それを再確認できる行為のことを

開放感と呼ぶ



自分だけの声を聞く時間が大切















いつかの CroatiaのDubrovnik と
MontenegroのSveti Stefan 島で
そんなことを考えていた時のメモ書きを
発見したのでブログにしてみました


自分のいる環境から1歩出ることで
外へ向くことで内を俯瞰でき 
気づきと発見がたくさんある



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