きものと粋

素敵なきもの屋さんをみつけました 中目黒にある《KAPUKI》 きものを現代のファッションとして提案しているお店です 戦後、日本は 世界に追いつけ追い越せとばかりに 自国の様々な文化を 自ら否定、切り捨て、忘れ去りもしてきた部分が多少なりともあると思います そんな中きちんと残っているもの いや、あまりにもきちんとした形になって今伝わっているもの そのひとつにきものがあると思います きものは日本という国が持つ誇れるものの一つで、大事に残そうとするあまりとてもかしこまった、フォーマルなもの(いろんなルールがあったり)としてのイメージが強くありますが 本来、日本人全員きものだったはず ということはきものは全くの普段着であったということ 今、《きもの》として伝わっているものは昔の時代でいうと最上のおめかし着なのでしょう もちろんそれも素敵 そしていろんな作法、ルール、型などということはとても大切にしたいと思っているし、それを知らなければ 《型》破りも《型》崩しもそもそもできないものだと思う ただ、最上のおめかし着としてのイメージが強すぎて本来わたしたちみんなのものだったはずのきものへの敷居が高く、間口も狭くなっている気がする そんなきものをもっと自由に楽に楽しみましょう!というメッセージをこのお店から感じたので、呼ばれるように初めてきものを仕立てることになりました 白襦袢を合わせたらきものとしても 夏は襦袢をとって浴衣としても いろんなシーズンで着られそうな素敵な反物をみつけてしまいました 藍と白と薄茶のグラデーションとコントラスト真っ白な帯と白黒の帯締め わたしが普段の洋服で好んで合わせているような色合わせとイメージに 普段着としてのきものが想像つきました 全て採寸してオーダーをかけ 職人さんが手縫いで仕立ててくれます なんて贅沢な、と思いますが 流行りのバッグひとつより手頃にできると知り嬉しくなりました 今年はまず浴衣から、秋になると白襦袢を合わせて あくまでも持っているワードローブのうちの1着として自然に着るものの選択肢に入れて楽しみたいなぁと思います ...